2月2日はクレープの日!

2月2日はクレープの日! (レシピ付き)

フランスでは、chandeleur シャンドルールといってクレープを食べる日です。

なぜクレープを食べるのか。フランス語の先生に聞いたことあったけど知らないって(笑)。クレープを食べる日なのって。
わかるー。だって私も何で正月にお雑煮食べるのか、何で節分に豆まくのか。なぜ大豆なのか知らんもん(千葉県の一部では落花生をまくそうですが、うちは大豆派)。 
人生知らないことばっかりです。

そしてカタカナではシャンドルールと書いてますが、私には全然そうは聞こえない。
ションデラ〜。と聞こえる。

ロウソクchandelleと同じような言葉だそうですが、なぜロウソクとクレープが繋がるのかは私にとっては謎であります(諸説あるけど、自分にはどれもいまいちしっくりこない。あぁ脳みそが足りないのか。残念)

ローマの多神教においては、春の訪れとともに農作業に戻る日だとか。なんか日本の立春と似てるぅ〜。

小麦粉で作ったクレープを食べて、今年の小麦の豊作を願う儀式でもあったそうです。
丸くて太陽みたいだから太陽崇拝もあったとか。

ところで、クレープというのは実はフランス語でもあります。
みなさま知らないうちにフランス語いっぱい喋っていますのよ〜。
(ちなみにシュークリームというのは、前半のシューがフランス語で、後半のクリームは英語です。日本独自の言葉のようです。)

クレープは、細かな縮みじわをつけた薄い生地という意味。
だからクレープは弱火で焼くのではなく、けっこうフライパンを熱々にしてジャーッ!!と焼いて縮緬みたいに少し縮れるのが正解なのですが、まぁ屋台のクレープ屋とかでは見ることのない姿でもあります。

ということで、2月2日はクレープを食べるぞ。私は食べるぞ。縮緬に焼くのは少々ワザがいるので、みなさま普通に焼いてください。その方が安全安心です。

果物がなくても、ジャムとバニラアイスがあれば、クレープが楽しめます。
アングレーズやカスタード、泡立てた生クリームとかなくても好みのジャムとアイスがあれば、めっちゃ楽しめます。
私は、いちじくジャムを少し塗って、バニラアイスをのせて、くるっと丸めて食べるのが大好きです。
5枚くらい楽勝です!

クレープはおうちで簡単に作れます。
だいたい10枚分くらい

大きめのボールに、
①ふるった薄力粉100g、 砂糖大さじ1弱、塩を親指と人差し指で軽くつかんだひとつまみを入れて泡立て器で軽く混ぜる。

②粉の真ん中をくぼませて溶き卵2個を一度に入れて、粉を少しずつ卵に混ぜていく(一気にガーっと混ぜずに、真ん中の卵に周りの粉を少しずつ混ぜていく感じ)

③粉が混ざったら牛乳200gを入れて、ゆるゆる混ぜる(ゆるゆるの意味は、たぶんやればわかる)

④溶かしバター10gくらいいれて混ぜる。

⑤ラップして30分以上休ませる(つまり常温放置)

⑥バターをほんの少しテフロンのフライパンに塗って、おたまで一杯すくって薄く焼く。裏返して軽く裏面も焼く。

⑦好きなジャムとアイスで食べる。

必勝ポイントは小麦粉は必ずふるうこと。
なぁに専用のフルイなんて要りません。乾いたザルでふるえばオッケー。
あときちんとバター使うことかな。なければ省略オッケー。

夕食前に生地を作って(私は5分もかからない)食後にクレープ焼けば簡単に楽しめます。
果物があればゴージャス。苺とか、チョコバナナとか。
蜂蜜とかヌテッラとか、シンプルにお砂糖とバターなどなど。いろいろお試しください。

でも私は、断然いちじくジャムとバニラアイス派!苺ジャムもいける。

みなさま楽しいシャンドルールの日を!

今年の農作物の豊作を願って!!

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(写真はいちじくジャム)


2022-02-01 | Posted in お菓子, ブログ, レシピComments Closed