シュトレン
シュトレンを仕込みました。
工程の多い手間のかかる菓子なので、定休日でも来店される方が多い午前中は作れず、仕込み始めて終わったら日付が変わりそう(笑)。
いま工房は、クリスマスの匂いがいっぱいで素敵な感じになっているー。
エシレバターの香りが素晴らしい。
クリスマススパイスとバターの匂いに、笑みが止まらない。うふふー。
シュトレンさまにおかれましては、焼きたて熱々で、パリから届いたばかりのエシレバター入りバターのお風呂にどぼーんと漬かっていただきます。
バターのお風呂に漬けるのが大切なのです。
ひっくり返しながらしばらく浸かっていただくのであります。
配合はもちろん毎年必ず守っている、シュトレン発祥のドイツ、
ドレスデンのシュトレン規格に合ったもの。
味は今年もわたしの大好きな、ウイーンのデメルのシュトレンを目指しましたよ。
この味は残念ながら日本では買えない。ウイーンまで行って、ウィーンにあるデメルでしか買えないのです。
この時期にウイーンへ行かれる方は、ぜひ味わってほしいです。
11月は暑すぎて、保存のためにもシュトレンは焼けなかった。
まだかまだかと催促されていましたが、シュトレンは寒くなってから焼きたい。
かなりの本数の予約が入っております。
作れる数に限りがありますので、ご予約をおすすめします。
そして、まぁど〜でもいいことなんだけど、
stollen シュトレン。シュトーレンではありません。
シュトレンです。いろいろ気になるものですから、毎年書いてみるのです。
バターしみしみシュトレンは、数々の工程を経たあと、最後に粉糖をかけて完成します。
美味しいシュトレン、ここにあります。
カヌレもそうなのだけど、見た目だけカヌレで食べたら‥。カヌレあるあるです。
シュトレンもここ数年ブームになっておりまして、いろいろな話をお客さまから聞きます。
美味しいシュトレンを食べてほしいなぁと思います。
さて、シュトレンはドイツの宗教菓子で、赤ちゃんのイエスを白い産着で包んでいる姿をイメージした菓子。
なので、白い粉砂糖がまぶしてあります。
熟成していくと、この粉砂糖にバターやクリスマススパイスの風味がしみだして、これまた最高に美味しいのです。
シュトレンは、真ん中から真っ二つに切ります。
薄めに切ったら(私は1センチくらいが好き)切り口が乾燥しないように断面を合わせて、保存します。
ドイツではクリスマスまで少しずつ食べ進めていくお菓子です。
そうやってクリスマス気分を高めて行くのでしょうね〜。
全然師走感が無いわたくしでありますが、みなさまご存知でした? 3週間後はお正月なのですよ!
#シュトレン #シュトーレンではありません
#ドイツ菓子 #クリスマス菓子 #クリスマスケーキ
#手作り #デメルを目指す味
#杉山ジャム工房
#千葉県 #市原市
#市原市お菓子